尿素SCRシステム用高品位尿素水アドブルー(AdBlue)用の尿素輸入。石炭から製造の尿素・天然ガスから製造の尿素は中国又はインドネシアから輸入。

アドブルー用尿素輸入ドットコム
オリエンタルトレーディング企業サイト
お問い合わせはこちら
アドブルー用尿素輸入ドットコム アドブルー用尿素輸入ドットコム

アドブルー用尿素

(1)高品位尿素水(アドブルー)とは?

簡潔に申しますと、ディーゼル自動車から排出される窒素酸化物(NOx)を浄化する目的の為に使われる『尿素水』の事です。

尿素は生体の代謝に使われ尿中に排出されるもので、“尿”のイメージが強いかもしれません。しかしながら、農業分野(肥料)や工業分野など広く使われており、又身近なものとして、保水効果を狙い化粧品などにも使われています。

尿素は一般的に粉体状で扱われておりますが、本目的に使用される尿素は純水に溶かして使用されます。排気ガス浄化の為、尿素水を噴出し、ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化します。

AdBlue(アドブルー)は尿素SCRシステムにおいて触媒として用いられる高品位な尿素水で、尿素32.5%、純粋67.5%の割合で混合されています。製品規格はJIS K 2247-1で規定されています。

JIS K2247-1 規格

項目

単位

規格値

尿素濃度

mass%

31.8~33.3

密度(20℃)

g/cm3

1.0870~1.0920

屈折率(20℃)

-

1.3817~1.3840

アルカリ度(NH3換算)

%

<0.2

炭酸塩(CO2換算)

%

<0.2

ビウレット

%

<0.3

ホルムアルデヒド

mg/kg

<10

不溶解分

mg/kg

<20

リン酸(PO4)

mg/kg

<0.5

元素分析

Ca

mg/kg

<0.5

Mg

mg/kg

<0.5

Fe

mg/kg

<0.5

Cu

mg/kg

<0.2

Zn

mg/kg

<0.2

Cr

mg/kg

<0.2

Ni

mg/kg

<0.2

K

mg/kg

<0.5

Na

mg/kg

<0.5

本目的に使用される尿素水は、AdBlue©(アドブルー)が最も有名です。AdBlueはドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標で、ヨーロッパ・アジア以外では、DEF(Diesel Exhaust Fluid)の名前でも普及しております。多くの日本企業はAdBlueの名前で尿素水を販売されていますが、一部は自社ブランドの高品位尿素水を販売されているメーカーもあります。

尿素水の使用量は、ディーゼルに対して数%の消費量となります。尿素水がタンクに入っていないとエンジンが始動せず、注意が必要です。

(2)粉体尿素取り扱いについて

尿素は以下の様な白い球状で、運搬の際は粉体状で扱われます。尿素自体は危険物ではありませんが肥料として扱う場合があり、尿素粉体の輸入の際には関連法規(農取法)に照らし合わせた諸手続きが必要となります。

国内・海外の調達について

粉体尿素の調達手段としては、大手国内化学品メーカーから購入する方法と、海外から輸入する方法があります。国内調達と海外調達のメリット・デメリットとしては

【メリット・デメリット】

国内調達

国内調達

価格

納期

〇~×

品質

価格

価格については、やはり海外調達の方がメリットが大きい様です。
只、尿素が肥料目的に使われる事が多い為、輸出国の国内事情に応じて価格は変動します。(数年前までは、中国では、国内の農家を保護する為、秋~春にかけて尿素の輸出を禁止しておりました。現在は、その様な規制はありません。)尿素粉体の輸入に際しては、都度見積りを取る必要があります。

一方、尿素製品の単価は安くても、日本に輸入する際には、輸送コストが大きな比重を占めます。尿素の輸入元の国として、アジア諸国に加え、中東、欧州、ロシアなどがあげられますが、海上輸送費用も注意する必要があります。

又、購入単位についても、価格に大きなインパクトを占めるので、注意が必要です。物理的には、25kgバッグ一つから、1トンフレコン(1トン用バッグ)一つから輸入は可能ですが、輸入に関わる諸費用(通関料、フォワーダー取扱料、他)を考慮すると、コスト高になってしまいます。

最小単位として20ftコンテナ1本分(粉体尿素で約20トン)というのが海外尿素の価格安の恩恵を預かるロットだと思われます。

納期

納期

輸入する国によって、大きく異なります。中東・欧州ですと、海上輸送期間だけで1~2ヶ月が掛かる為、発注はかなり前もって行う必要があります。(弊社の取り扱うインドネシアでも、発注後1~1.5ヶ月はお時間を頂いております。)

一方、中国は近隣という事もあり、発注から2~3週間での納品が可能となります。海外調達で納期を優先される場合は、中国が無難と言えます。

品質

海外製品で気を付けなければならない点は、品質です。通常初めて取引を行う場合は、サンプルを取得し、検査などを行いますが、サンプルと実際の製品の品質が異なる事が時々発生します。海外製品で品質リスクを抑えるためには、日本向けに頻繁に輸出実績を有するメーカーを選ぶことが大切です。

梱包形式

梱包形式

一般的に25kgや50kgのPPバッグで運ばれるパターンもあれば、500kgや1,000kgのフレコン(※フレキシブルコンテナ)でも納められます。

日本で使用される設備や荷下ろしの重機により、一部PPバッグで納入する事はありますが、ほとんどは、1トンや500kgのフレコンで輸送する事が多いです。

海上輸送

数量が20トン~数百トン単位の場合は、20ft又は40ftコンテナで海上輸送します。一つのコンテナに最大重量の積載をするのが輸送単価は安くなりますが、国内輸送時に関係する道路交通法において、40ftコンテナで30.48トン、20ftコンテナで24トン(3軸シャーシー、コンテナ自重を含む)という制約があり、諸条件を考慮すると、20ftコンテナに20トンを積載するのが一般的です。
時々、コンテナから積み下ろした後に、コンテナ内面に尿素(アンモニア)臭が残る場合があり、その際は洗浄代金を支払う必要があります。

尚、コンテナ積みにおいては、直接フレコンを積み込む場合と、パレットに載せて積み込む場合があります。デバンニング(積み下ろし)時に使用できる重機や器具に応じて、積込み方式を決める必要があります。

(パレット有)

(パレット有)

(パレット有)

(パレット有)

(パレット無)

(パレット無)

尿素種類(石炭・天然ガス由来)

日本のユーザ様によって、石炭から製造される尿素や、天然ガスから製造される尿素、いずれかを指定される事があります。一般的にビウレットが低い尿素を希望されるお客様は天然ガスベースを選ばれる傾向がありますが、価格も高い傾向があり、お客様の重要視するポイントで石炭由来・天然ガス由来を使い分けていらっしゃる様です。(一部のお客では、両方を使い、ブレンドしている様です。)

アドブルーとは?

アドブルーとは?

アドブルーは、尿素SCRシステムにおいて触媒として用いられる高品位尿素水です。組成は尿素32.5%、脱イオン化純水67.5%。ISO22241にてAUS 32(aqueous urea solution)として規格化されています。日本国内やヨーロッパにおいてはAdBlueの名称で普及していますが、ドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標であり、それ以外の地域ではディーゼルエグゾーストフルード(Diesel exhaust fluid、DEF:「ディーゼル排気液」の意)の名前で普及しています。

尿素SCRシステムとは?

尿素SCRシステムとは?

尿素SCRシステムは、排気ガス浄化技術の一つで、ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化する技術です。SCRは Selective Catalytic Reduction の略で、日本語では「選択(的)触媒還元」を意味します。尿素以外の還元剤を使用する方法もありますが、尿素水を使用する方式が主流です。

尿素SCR触媒は、火力発電所などの排気ガス処理に利用されていたもので、自動車への実用化例はありませんでしたが、日産ディーゼル工業(現:UDトラックス)が自動車用の尿素SCRシステム「FLENDS」(フレンズ:Final Low Emission New Diesel Sytem) を開発し、2004年に世界初の実用化に成功しました。

原理としては、アンモニア(NH3)が窒素酸化物(NOx)と化学反応することで、窒素(N2)と水(H2O)に還元されることを応用したもので、火力発電所や船舶の排気ガス処理システムにヒントを得ています。

ただしアンモニアを車両に積むのは危険なため、尿素水をタンクに入れて搭載し、これを排気中に噴射することによって、高温下で加水分解させアンモニアガスを得ます。このアンモニアによりNOxを還元し、N2(窒素ガス)とH2O(水蒸気)を得ることができます。

ディーゼルエンジンに尿素SCRを用いるメリットとは何でしょうか。排気ガスを浄化できるという性能はもちろんですが、コストがかからないという点が一番の魅力です。

ディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するDPFという他のやり方もありますが、燃費が悪くなってしまう点がデメリットです。その点、尿素SCRには燃費が悪化する要因がありません。尿素水を常に補充する必要がありますが、燃料代に尿素水のコストを加えても、全体で見ればランニングコストはほとんど上昇しないのです。 また、白金などの貴金属を用いないため、システム自体もコストをかけずに搭載できます。低コストにもかかわらず耐久性が高く、低い排気温度でも浄化能力に期待ができるなど高い効果を得られるという点は、大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、尿素タンクと噴射システムだけでなく、酸化触媒やアンモニアの排気漏洩防止装置などを装着する必要があり、車両の総重量が増えてしまう点はデメリットです。重量が増加すれば、その分荷物の積載量は減少してしまいます。 また、インジェクター詰まりを起こさないように定期的にメンテナンスする必要があることや、尿素水が切れてしまうとエンジンの再始動ができなくなる点も重要なポイントです。

各メーカーが環境問題を重要課題としてシステムの改良を重ねているため、今後はより性能の良いシステムに進化するという期待を持ちたいと思います。

会社概要

オリエンタル トレーディング株式会社について

2012年5月に創業し、ミャンマー向け日本製雑貨品の輸出からスタートし、現在、中国・ベトナム・スリランカ・ミャンマー・タイ・韓国・インドネシア・台湾・マレーシア(2018年度取引額順)各国と貿易を行っております。 取り扱う商材は多岐に渡り、尿素や研磨剤、中古車や車両部品、文具・ファイルや表彰物・販促品、もやしの原料となる緑豆など、工業製品や自動車、雑貨品、食品原料など幅広く取り扱いさせて頂いております。
急成長を遂げるアジアでは、取り巻く環境は刻々と変化しております。日本国内は勿論、海外のお客様の要望をいち早く捉え、品質・価格・納期で最適な製品の輸出入を進めて参ります。

会社名

オリエンタル トレーディング株式会社

事業内容

  1. 輸出入貿易業
  2. 卸売業・小売業
  3. 貿易実務・貿易コンサルティング・海外進出支援

代表取締役

山本恵司

TEL

03-5259-8055

FAX

03-6800-3458

所在地

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3丁目21
ちよだプラットフォームスクウェア1147

取引銀行

みずほ銀行 東京中央支店
りそな銀行 日本橋支店

会計事務所

税理士法人ステップスパートナーズ

加盟団体・登録

東京商工会議所  会員番号C2474808
日本輸出入者標準コード  P001Z7580000
古物商許可証 No.301021409186

アジア拠点

ミャンマー/ヤンゴン
Yangon Office Dr. Than Win
No. 74, 5th Floor, Insein road, Sanyeiknyin quarter Kamyayut Township, Yangon Myanmar

中国/北京
北京事務所 総代表 布 楠
北京市朝陽区高碑店西店1112号

海外パートナー 各拠点

海外パートナー 各拠点

  • USA(San Francisco)
  • 中国(深セン)
  • 中国(Weifang)
  • Sri Lanka(Colombo)
  • 台湾(Taipei)
  • 韓国(Seoul)
  • VietNam(HCM)
  • Indonesia (Jakarta)
  • Malaysia(Kuala Lumpur)

お問合せフォーム

* お名前

* 会社名

* お電話番号

* メールアドレス

コメント

TOPへ戻る